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酒造施設

記事ID:0017422 更新日:2021年1月29日更新 印刷ページ表示

麹蔵

 三上家では、麹蔵の西に位置する酒造蔵や、「ニワ」の奥の酒米を洗う洗い場、洗い上げた米を蒸す大釜、麹を培養する保温室である麹室(こうじむろ)などの酒造施設が、よく残されているのも特徴です。

 入口近くの「シモミセ」は「蔵人会所(くらびとかいしょ)」と呼ばれ、また二階部分は杜氏(とうじ)の住居スペースだったといわれ、数多くの蔵人が立ち働いていたことが思い浮かべられます。

 三上家の周辺には酒蔵が建ち並び、港(現在の市民体育館付近)まではすべて自家の土地だったと言い伝え、酒造業華やかなりし頃の三上家を偲ぶことができます。


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