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主屋棟

記事ID:0017185 更新日:2021年1月29日更新 印刷ページ表示

主屋

 主屋の外壁は、柱を塗り込めた大壁造(おおかべづくり)で、白漆喰(しろしっくい)で仕上げられています。すべての開口部に土扉が装置されていたこととあわせ、徹底した防火構造となっています。

 主屋の西半分の大部分を占める「ニワ」(土間)は、吹き抜けになっており、上部の小屋組があらわになっています。ここでは松材をそのまま使った豪壮な梁(はり)や、垂木を扇状に打つ扇(おうぎ)垂木(たるき)などを見ることができます。また大屋根部分では、竹垂木と角垂木が交互に打たれています。

 大屋根のほぼ中央部に煙出が設けられており、滑車を使って換気用の窓を開閉する仕組みになっていました。


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