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新座敷棟

記事ID:0017419 更新日:2021年1月29日更新 印刷ページ表示

 新座敷

 文政3年(1820)に、主屋棟の東側に新座敷棟が増築されました。

 「シンザシキ」は八畳の広さに奥行の狭い床と床脇及び平書院(ひらしょいん)を備え、壁は赤い大阪土を塗り、磨丸太(みがきまるた)の長押(なげし)を打ち廻し、蘭の釘隠しが打たれています。

 「ミセオク」の道路に面する格子には、「ミセ」と同様蔀戸(しとみ​ど)が備えられていました。現在は雨戸が建てられていますが、戸袋は「ヨリツキ」の床脇裏に収納しており、外からは見えないようになっています。

 外観全体は、一階の格子、二階の土格子の意匠を主屋棟と揃え、腰板の高さも合わせるなど、統一が図られています。


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