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油揚げは短冊切りにする。
青ねぎは斜め切りにする。
スライスチーズは粗く刻み、(B)を混ぜ合わせ、丼によそう。
小鍋に油揚げ、青ねぎと合わせた(A)を入れ火にかけ、沸騰したら3、4分煮る。
溶いた卵を回し入れてフタをし、半熟になったらごはんの上にかける。
一人分栄養価
エネルギー508kcal、たんぱく質21.1g、脂質17.4g、カルシウム265mg、食塩相当量1.8g
フレイルとは、運動不足や栄養不足といった様々な原因により、認知機能の低下・体重減少・筋力低下など、心身機能が低下した状態を指します。フレイルがすすむと関節や筋肉などの運動器が衰え、やがて要介護状態になります。フレイルを予防したり、フレイル状態から回復するには心身の機能の衰えに早く気づき、生活習慣の改善に取り組むことが大切です。
フレイルを予防するためには、3食しっかりバランスよく食べることが大切です。1回に食べられる量が減った、体重が減少傾向にあるなどの場合は、間食も取り入れるとよいでしょう。
バランスのよい食事にするためには、主食(ごはん、パン、めん類など)、主菜(肉、魚、卵、大豆製品など)、副菜(野菜、海藻、いも、きのこなど)をそろえることがポイントです。主食、主菜、副菜のそろった食事を1日2回以上とれるよう意識しましょう。
からだには様々な栄養素が必要ですが、フレイル予防のために特に意識してとってほしい栄養素が「たんぱく質」です。食事の際は主菜(肉、魚、卵、大豆製品を使ったおかず)を必ず食べるようにしましょう。間食をとる場合は、プリン、チーズ、ヨーグルトなどを選ぶと手軽にたんぱく質をとることができ、おすすめです。
フレイル予防のためには、食事だけでなく、お口の健康を守ることや適度に運動すること、外出したり友人と交流することなども重要です。
年のせいとあきらめていた体や心の衰えは予防できます。やりたいことや好きなことを続けていくために、フレイル予防の3つのポイントである「栄養、身体活動、社会参加」を毎日の生活に取り入れ、今できることから始めてみましょう。
今回紹介した「お揚げとネギの卵とじ丼」は、たんぱく質とエネルギーがしっかり摂れるレシピになっています。
(たんぱく質を多く含む食品・・・油揚げ、卵、チーズ)
簡単においしく作れるので、ぜひご家庭で試してみてくださいね!