保険税の計算

　国民健康保険に加入すると加入月数に応じて保険税がかかります。保険税は医療分、後期高齢者支援金分、 介護分（40歳から64歳までの人）の合計額を、年度（4月から翌年3月）を単位として計算します。 さらに各区分の保険税は、所得額に応じて計算する所得割額、当該年度の固定資産税額（都市計画税を除く）に応じて計算する資産割額、被保険者数に応じて計算する均等割額、1世帯に対してかかる平等割額で構成されています。

　保険税は加入者ごとに計算し、世帯で合算します。

　税額を算出するための税率、世帯の限度額は毎年度見直しされます。

保険税率等

令和６年度国保税の税率等

　宮津市の国保税（医療分・後期高齢者支援金分）は、世帯ごとの被保険者の所得額、固定資産税額、国保加入者数に基づき算定します。また、40歳から64歳までは、介護保険（第2号被保険者）分を加算します。

　なお、所得の低い方は、均等割額と平等割額を軽減します。（世帯の所得状況に応じて、7割・5割・2割の3区分で減額します。）未就学児は、均等割額（低所得者世帯の軽減が適用されている場合は、軽減適用後の額）を5割減額します。

　また、新たな制度創設に伴い、出産される方の所得割額と均等割額について、届出に基づき、産前産後期間相当額を減額します。

※1　基準総所得額・・・前年の総所得金額－43万円

※2　固定資産税額・・・固定資産税のうち土地・家屋に係る部分の額

※3　特定世帯　　・・・国民健康保険の被保険者が後期高齢者医療制度に移行し、その方と同一の世帯で被保険者が1人の世帯

※4　特定継続世帯・・・特定世帯として5年を経過後、8年を経過するまでの間にある世帯

保険税計算

年間保険税＝医療分保険税＋後期高齢者支援金分保険税＋介護分保険税
年度の途中で加入や脱退があった人の保険税は、加入月数に応じて算出します。

年間保険税×年度内の加入月数÷12
年間保険税を算出する際は、同じ世帯に属する国保加入者ごとに計算して世帯で合算します。

令和6年度保険税の計算の例　

●医療分（A)＋後期高齢者支援分（B)の保険税

(1)所得割額　240万円×（5.5＋2.6）％＝　　 194,400円

(2)資産割額　    3万円×（30.9＋14.0）％＝　   13,470円

(3)均等割額　　3人×（25,200＋11,400）円＝ 109,800円

(4)平等割額　　1世帯　16,700円＋7,600円＝   24,300円

　計（(1)＋(2)＋(3)＋(4)）＝341,970円・・・(5)

●介護分（C)の保険税

(1)所得割額　240万円×2.3％＝   55,200円

(2)資産割額　　3万円×16.8％＝   5,040円

(3)均等割額　　2人×12,400円＝ 24,800円

(4)平等割額　　1世帯　　　　　6,200円

　計（(1)＋(2)＋(3)＋(4)）＝91,240円・・・(6)

年間保険税（(5)＋(6)）＝433,200円（100円未満切り捨て）