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10月19日、デジタルマップウォーク「城下町と近代宮津の足跡を巡る」を開催しました。
このデジタルマップは、現在の地図と江戸時代の宮津城下町の絵図を重ね合わせたもの。GPS機能をオンにすると、自分が宮津城下町のどこを歩いているのかが一目でわかります。
(アプリのダウンロードは不要で、すぐに利用できるのも特長です✨)
当日は曇り空でしたが、学芸員の案内のもと、参加者は宮津の町を散策しました。
大手川西部に広がる旧城下町では、デジタルマップを通じて、当時の町割りが鮮やかに浮かび上がります。今と昔が重なる町並みに、参加者からは驚きの声も上がっていました😲
一方、大手川東部の宮津城跡では、かつての城の面影はほとんど残っていません。明治時代に入ると、広大な城の敷地は公共施設や道路などに姿を変えていきました。デジタルマップを頼りに江戸時代の宮津城を想像しながら、参加者は城跡を前に過去と現在を重ね合わせていました。
また、重要文化財の宮津洗者聖若翰天主堂(みやづせんじゃせいよはねてんしゅどう)や、国登録文化財の清輝楼など、近代宮津の歴史を語る上で欠かせない文化財にも立ち寄り、その歴史や町との関わりについて学びました。
宮津城下町のデジタルマップは、以下のリンクからどなたでもご覧いただけます🔗
今回のウォークに参加された方はもちろん、残念ながら参加できなかった方も、ぜひこの機会に江戸時代の宮津の世界を探索してみてください👣
宮津城下町デジタルマップ
https://cultural-affairs-of-miyazu.com/05_DM/landing.html?location=1&lang=ja<外部リンク>
📢お知らせ♪
現在、旧三上家住宅で開催中の連続講座「城下町から近代宮津へ」が次回、10月25日(土)の講座でいよいよ最終回を迎えます。
最終回は自由民権運動の動乱の中で隆盛を迎えた天橋義塾の最盛期とその終焉について紹介します。
日時:10月25日(土)午後3時30分から4時30分
演題:「自由民権運動の群像とその終焉」
河森一浩(宮津市教育委員会)
会場:重要文化財旧三上家住宅(事前予約不要・参加無料)
幕末から始まった連続講座のクライマックスを飾る内容となっています。
奮ってご参加ください!