本文
令和8年度旧三上家住宅歴史講座・丹後郷土資料館文化財講座「旅の風景―宮津と天橋立―」を開催中です。
8月22日に第4回講座「蕪村をたどる―俳人・河東碧梧桐の旅―」を開催し、明治から昭和にかけて宮津を訪れた俳人・河東碧梧桐の旅について竹下浩二氏(与謝野町教育委員会)が紹介しました。
河東碧梧桐は、明治時代から昭和初期に活躍した俳人で、正岡子規の弟子としても有名です。明治42年(1909)、自らが提唱する新傾向俳句宣伝のため宮津を来訪し、碧梧桐は宮津の清輝楼に宿泊しました。文珠の桜山、成相寺、大内峠を訪れ、それぞれから見える天橋立を龍の頭、尾、腹になぞらえました。また、このうち大内峠には碧梧桐の句碑が残っています。
この時、碧梧桐は丹後に与謝蕪村の絵画作品が丹後に数多く残っていることを知り、その後もたびたび丹後を訪問します。『画人蕪村』を刊行して、与謝蕪村の画家としての業績をはじめて広く紹介しました。
現在宮津市内の見性寺には碧梧桐が揮毫した与謝蕪村の句碑が建てられ、与謝蕪村、河東碧梧桐と宮津の縁を知ることができます。
次回の講座では同じく近代に宮津・天橋立を訪れ多くの歌を残した与謝野寛・晶子の足跡を紹介します。どうぞご期待ください。
🏢「カール・ヴァルザー展」開催記念シンポジウム「ケラーマンとヴァルザーが愛したMIYAZU」
明治41年(1908)に欧州からケラーマンとヴァルザーが宮津を訪れます。ヴァルザーの魅力や宮津での足跡をたどりながら、明治期の宮津に思いをはせその価値をいかに後世に伝えるか考えます。是非ご参加ください。
📍会場 みやづ歴史の館文化ホール
📅日時 令和8年8月30日(日)13:00~16:30
💰参加費:無料(事前申込不要 定員280人)
📝内容
講演(1)「ケラーマンとヴァルザーがみた明治の宮津」 松田法子氏(京都府立大学准教授)
講演(2)「ヴァルザーの画業と評価」冨田章氏(東京ステーションギャラリー館長)
パネルディスカッション「ケラーマン・ヴァルザーが愛したMIYAZU」
パネラー:松田法子氏、富田章氏、清原佐知子氏(大阪中之島美術館学芸員)、羽田野まどか氏(株式会社宮津町家再生ネットワーク代表)、徳田誠一郎氏(文人墨客の宿 清輝楼当主)
コーディネーター:水野昌美氏(株式会社キュレイターズ代表)
👀関連情報:現在、大阪中之島美術館にて「スイス絵画の異才 カール・ヴァルザー展」開催中(~9/27)
詳しくは下記のリンクをチェック
スイス絵画の異才 カール・ヴァルザー | 大阪中之島美術館<外部リンク>
✨「スイス絵画の異才 カール・ヴァルザー展」宮津サテライトパネル展
東京、大阪で展示されたカール・ヴァルザーの作品や、宮津滞在中の足跡などをパネルで紹介
📅会期 令和8年9月5日(土)から9月27日(日)まで
⏲開館時間 10時から20時まで(月曜日は17時まで)
🏢会場 浜町ギャラリー(宮津阪急ビル〈ミップル〉3階)
💰入場料 無料
📞お問い合わせ
宮津市教育委員会事務局社会教育課(文化財保護担当)
TEL:0772-45-1642