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自然環境

記事ID:0004925 更新日:2021年1月29日更新 印刷ページ表示

概観

 宮津市は、山地には、丹後半島中央部の世屋高原、大江山連峰を擁し、海岸には、特別名勝「天橋立」をはじめ、リアス式海岸や白砂青松など変化に富んだ地形と美しい景色が連続しており、丹後天橋立大江山国定公園に指定されています。

 世屋高原には、高層湿原の大フケ湿原や、ブナ林など貴重な生態系が見られるほか、地域の歴史文化の中で守られた美しい棚田が今も耕作されており、また大江山連峰杉山には、関西最大と言われる杉の群生地(上宮津杉)が広がります。

 海洋は、若狭湾西部に位置する外海、波の穏やかな宮津湾や栗田湾、また天橋立によって宮津湾から区切られた内海である阿蘇海と多様な生態系を有し、漁業においては、沖合から内湾まで多様な海の幸を産出しています。

 

森林

 市域の総面積17,230 haのうち13,519haを森林が占めており、市域の約8割に相当します。このうち国有林は4,196ha、民有林(市有林含む)は9,323haとなっています。

 森林は、木材の生産供給の機能のみならず、水源の涵養、災害を抑制するなど国土の保全、生物多様性の維持、さらには、地球温暖化の主な原因であるCO2の吸収や、快適な環境としての保養の機能など、多様な機能を有しています。