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7月の展示は「夏休みお助け特集」です。
自由研究や読書感想文など、夏休みの宿題に役立つ本から、「夏」をテーマにしたお話まで、様々な資料を展示しています。
夏休みの宿題はパッと終わらせて、夏を楽しみましょう!🍉図書館のような涼しい場所で好きな本を読むのもいいですね🎵
●展示場所:展示3 ●展示期間:8月27日(水曜日)まで
また、読書感想文の課題図書とお話を絵にするコンクールの課題図書も展示しています!ぜひご利用ください。
7月1日(火曜日)に栗田小学校2年生、7月3日(木曜日)に吉津小学校2年生が図書館見学に来館しました。
まずは、館内見学で児童の皆さんは普段あまり行く機会のない一般書コーナーや前尾記念文庫コーナーなどを紹介し、その後児童書コーナーで本の並び方や特徴的なコーナーを説明しました。
中でも児童に人気な「どっちが強い」のシリーズや「サバイバル」シリーズを見つけると「これ読んだことある!」と興味津々で見ていました。
館内見学の後は、質問の時間です。「宮津市立図書館には全部で何冊の本があるの?」「図書館そのものはいつどこでどうしてできたの?」といった質問から館内見学を通して気になったことを沢山聞いてくれました。
最後は、図書館の中にある好きな本を借りて終了。図書館の事を知ってまた来たい!と思ってくれていたら嬉しいです✨
○栗田小学校見学の様子
○吉津小学校見学の様子
★みなさんにぜひ利用してほしいコーナーや図書館のサービスを紹介します★
今回、紹介するのは「相互貸借(そうごたいしゃく)」です。
皆さんは、宮津市立図書館には借りたい本がないからとあきらめたことはありませんか?
もしかするとあきらめるのはまだ早いかもしれません…!
宮津市立図書館では「リクエスト」を受け付けており、図書館にない本はリクエストをもとに購入を検討したり、出版年が古い本など購入しない(できない)本は、相互貸借で他館より借り受けしています。
「相互貸借」というのは全国の図書館で行っているサービスであり、「互いに本を貸し借りすること」です。📚
図書館を利用されている方にできる限り希望の本を提供できるように、全国の図書館同士が協力し、それぞれが所蔵している本を貸し借りしています。
さらに、京都府内の公共図書館・一部の大学図書館は「京都府総合目録ネットワーク(通称:K-Libnet)」で連携しているため、宮津市立図書館にない本でも、府内の図書館に所蔵があれば、無料で取り寄せることができるのです。👀
※府外の図書館から取り寄せる場合は、宮津市立図書館では送料がかかります。
相互貸借イメージ(PDF)【キレイな画像はこちらから ✨】 [PDFファイル/332KB]
1.リクエストができるのは、宮津市に在住・在勤・在学登録をされている方のみです。
(近隣市町にお住いの方は、ご自身が在住している市町の図書館へお問い合わせください。)
2.新しい本や人気の本は、取り寄せに半年以上かかる場合があります。
⇒新しい本は、まずは自館の利用者に優先的に借りてもらうため、多くの図書館では最低でも受入してから半年は相互貸借の依頼をすることができません。また、人気の本で予約が沢山入っている本も依頼ができないため、場合によっては長くお待ちいただく可能性があります。(皆さんからのリクエストをもとに宮津市で購入する場合もあります。)
「専門的な事を調べており、ここにはないもう少し詳しく書いてある○○という本を読みたい」「ここにはない文庫やライトノベルのシリーズを読みたい」など、どんなリクエストでも構いません。宮津市立図書館では、利用者のみなさんの読みたい!知りたい!という気持ちに寄り添い、出来る限り答えられるように努めています。また、リクエストは利用者の皆さんのニーズを知る大事なサービスでもあります。
ぜひ下記よりリクエストサービスをご利用ください!✨
宮津市立図書館に所蔵があるかは、下記のホームページから検索できます。
宮津市立図書館蔵書検索はこちら🔍<外部リンク>
新着図書案内(令和7年6月分) [PDFファイル/423KB]
夏の読書といえば、私は夏休みの宿題で「読書感想文」を書いたことを思い出します。📚
みなさんは読書感想文好き💓か嫌い💔かどっちですか?
夏休みの宿題の中でも強敵と名高い読書感想文ですが、向き合った分記憶に残る読書体験になる面白いものでもあります。
私は、高校3年生の時、課題図書の中から池井戸潤さんの『下町ロケット』🚀を選び感想文を書きました。本を読んで主人公の想いに刺激を受け、多くの人に支えられていることへの感謝や挑まなければ、叶う夢も叶わないと感じたことを書いた記憶があります。そして今、有難いことに夢が叶って、図書館司書という仕事をしています。
思い返すと、当時の自分だからこその想いが沢山詰まった感想文だったな~と少し恥ずかしくもあり感慨深くもあります。
その感想文は、高校が発行した読書感想文をまとめた文集に掲載されたので、今でも読み返すことが出来ます。しかし多くの場合は、学校に提出して終わりの事が多い読書感想文。もし返却があれば、今しかないその時の想いを切り取ったものとして、日記や文集のように読み返すことができる良い読書体験のひとつになるのではないかと感じるのでした。🤔
読書感想文は苦手意識が強い方が多いと思いますが、まずは難しく考えすぎずに「自分の興味があることが書いてある本」「あらすじを読んで最後まで読めそうな本」などを選んで、自分の経験と比べてみたり印象に残ったところは、なぜそう思ったのか深堀りしてメモしながら読み進めると意外とすんなり書けることも。本選びなどに行き詰ったら図書館に相談しにくるのも一つの手です!👍
本は、読む年齢や自分が持っている知識によっても感じ方が変わります。
皆さんも本を読んだその時の自分にしか書けない感想を、なんでも良いので一言記録しておくと、後で読み返した時に面白いかもしれません🎵
(今月の担当:🐰)