本文
宮津市では、いのち支える宮津市自殺対策推進計画を策定し、「誰ひとり自殺を考えない生き心地のよいまち みやづ」を目指します。
日本の自殺者数は、これまで年間2万人程度まで減少してきましたが、昨年一年間は11年ぶりに増加に転じました。こうした中、本市の自殺死亡率(※人口10万人当たりの自殺者数)は11.1と全国や京都府に比べ低いものの、自殺者数は年間1人から2人で推移しています。
このため、第1期宮津市自殺対策推進計画『いのち支える宮津市自殺対策推進計画』を策定し、地域が一丸となって本計画の推進に取り組み、「生きることの包括的な支援」として、市民一人ひとりが必要な支援が受けられ、いつまでも安心して生活ができる社会の実現を目指します。
・位置づけ 新宮津市総合計画、地域福祉計画を上位計画としての行動計画
・計画期間 5年間【令和3年度~令和7年度】
・数値目標 自殺死亡率0.0
・基本理念 誰ひとり自殺を考えない 生き心地のよいまち みやづ
・人と人とのつながり、地域社会とのつながりや、支え合い、関わりを大切にした取組を推進します。
・悩んだり、困ったときの相談窓口を分かりやすくお示しすることで、市民の方が気軽に相談できる相談支援体制を充実します。
「自殺は、その多くが防ぐことのできる社会的な問題」です。自殺対策を推進するうえで重要なことは、人と人、人と地域社会がつながり、支え合いながら、地域のコミュニティを育み、それを面として自殺対策のセーフティネットとして社会的な支援の手を差し伸べることです。私たち一人ひとりが、また、この地域の皆様一人ひとりが自殺予防対策の主役として本計画の推進にご協力賜りますようよろしくお願いいたします。
2021.0309_いのち支える宮津市自殺対策推進計画策定 [PDFファイル/777KB]