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令和4年12月にスポーツ庁と文化庁が発表した「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン」の中で、令和5年度から令和7年度の3年間を改革推進期間として、休日の学校部活動の段階的な地域移行を進めていくことが示されました。
学校部活動は、学校教育の一環として我が国のスポーツ・文化振興を担ってきました。また、体力や技能の向上を図る目的以外にも、異年齢との交流や学級以外での集団の中で人間関係構築の基本や自己肯定感、連帯感の涵養に資するなど、教育的意義は大きなものがあります。しかしながら、子どもたちを取り巻く環境は大きく変容しており、宮津市では、全国を上回る速度で急速に少子化が進行するなど、市内の中学校の部活動の維持が難しくなってきているものもあります。
そのため、子どもたちがスポーツ・文化芸術活動に親しみ続けること、そしてそれに応じた持続可能な部活動の在り方についての課題を精査しながら、休日の学校部活動を「地域クラブ活動」へ移行する準備を進めてきました。
こうした中、今般、「宮津市部活動検討委員会設置要綱」を定め、「宮津市部活動検討委員会」を設置しました。今回、検討委員会を開催し、スポーツ団体及び文化団体関係者、学校関係、保護者関係者、行政関係者等で今後の部活動について持続可能で適切な在り方について意見交流をいただき、今後の宮津市の方向性を検討することとしております。
・令和6年8月6日(火)13:00 ~ 14:30頃
・宮津市福祉・教育総合プラザ4階 応接会議室
(1)委員体制確認
(2)趣旨説明
(3)意見交流「宮津市の子どもたちがスポーツ・文化芸術活動に親しみ続けるために」
宮津市の子どもたちがスポーツ・文化芸術活動に親しみ続けるために、今後の中学校部活動については、段階的に『地域クラブ活動』として移行を進め、地域と連携した持続可能な部活動の在り方を目指します。
本年度、部活動検討委員会は年間3回程度の開催を予定しています。
宮津市教育委員会 学校教育課 TEL:0772-45‐1699