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使用済み使い捨てカイロのリサイクルの取組を実施します

記事ID：0024469 更新日：2024年11月28日更新印刷ページ表示

日本冶金工業株式会社大江山製造所と連携し、ごみの減量・資源化に取り組みます

　宮津市と日本冶金工業株式会社大江山製造所は、市役所や市内の小中学校等で、使用済みの使い捨てカイロを回収し、ステンレスの原料としてリサイクルする実証事業を12月1日から開始します。
　本取組は、令和5年5月にＳＤＧｓ未来都市の選定を受けた宮津市が設置する「みやづＳＤＧｓプラットフォーム」会員である日本冶金工業株式会社大江山製造所と市内の学校を中心に取組を推進する産官学連携の取組であるとともに、市民や市内の子どもたちが使い捨てカイロのリサイクルを通じ、地元企業への関心と資源循環への理解を深め、地域課題の一つであるごみの減量化・再資源化に向けてチャレンジするものです。
　ごみの量を減らし、限りある資源を有効利用するため、使い捨てカイロの回収にご協力いただきますようよろしくお願いいたします。

回収期間

令和6年12月1日から令和7年3月頃まで

回収場所

(1)一般の市民の方：市役所、福祉教育総合プラザ、各地区公民館

(2)宮津市立幼稚園及び小中学校の園児、児童、生徒及びその保護者等：宮津市立幼稚園及び小中学校

回収方法

各回収場所に設置する専用の回収ボックスに使用後の使い捨てカイロを入れてください。
カイロは使用してから入れてください。また、カイロの外包装（プラスチックの包み）は入れないでください。

リサイクルの概要

（1）回収された使用済みの使い捨てカイロは、日本冶金工業大江山製造所（宮津市字須津）に運ばれ、ステンレスの主原料の一つであるフェロニッケルに生まれ変わります。

（使い捨てカイロの主な成分は酸化鉄と活性炭ですが、酸化鉄はフェロニッケルの製造に必要な鉄源として、活性炭は還元材としてそれぞれ再利用されます。）

（2）大江山製造所で製造されたフェロニッケルは、同社の川崎製造所へ運ばれ、ステンレス屑などと混ぜ合わされてステンレス鋼となり、スプーンやフォークなど、私たちの身の回りにあるステンレス製品の材料として使われます。