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功徳山妙照寺

記事ID:0004861 更新日:2021年1月29日更新 印刷ページ表示

功徳山妙照寺

妙照寺境内

妙照寺境内

 

 文安元年(1444)に、丹後府中の地に日養上人により創建されたが、永正4年(1507)、一色氏と若狭守護武田氏との戦いで兵火に罹り、翌5年一色義有により当地に移されたとします。宮津寺町の寺院の中で最も古い由緒を持っています。

 日蓮上人坐像(市指定文化財・毎月第一日曜日午前のみご開帳)は、開祖日蓮の高弟である日朗上人の作です。本像は開山日養が身延山から丹後に来往した際、随持して安置したと伝え、このことは像内胸部に記された宝徳3年(1451)の日養による墨書銘からも裏付けられます。

 本堂は入母屋造瓦葺で東側に加藤清正公を祀る清正堂を付設します。建築細部の手法から18世紀半ばの建築と考えられています。