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「宮津市文化財保存活用地域計画」の認定について
「宮津市文化財保存活用地域計画」の認定について
「文化財保存活用地域計画」とは、地域における文化財の保存と活用に関する総合的な計画であり、文化財保護法第183条の3に定められた法定計画です。
宮津市では、世界遺産登録や文化的景観等、文化財の保存・活用の取組みを推進する中、本市の豊かな歴史文化や文化財を「地域社会総がかり」で保存・活用し、その充実を図っていくために、文化財保護行政のマスタープラン及びアクションプランとして「宮津市文化財保存活用地域計画」の策定作業を進め、令和5年12月15日に文化庁長官により認定を受けました。
「地域計画」の策定にあたっては、有識者やまちづくりに関わる地元有志で組織する「宮津市文化財保存活用地域計画策定協議会」で議論を行うほか、宮津市文化財保護審議会やパブリックコメントでの意見も踏まえ検討を重ねてまいりました(第1章)。
計画では、コンセプトを「都人もあこがれた 天橋立と都市・海・山の歴史世界」とし、5つの歴史文化の特徴を明示し、8つの関連文化財群を設定しました(第3章)。また、令和6年度から10年間の保存活用に関する方針と措置を定めており(第7章)、今後は関係する分野、諸団体などと連携しながら、市内の文化財の保存活用を進めていきます。
□「文化財保存活用地域計画」について(文化庁HP)
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/bunkazai_hozon/index.html<外部リンク>
□文化庁報道発表「文化財保存活用地域計画を新規に20件認定しました」
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/93979701.html<外部リンク>
〇認定日
令和5年12月15日
〇計画期間
令和6年度~令和15年度(10年間)
〇「宮津市文化財保存活用地域計画」ダウンロード
宮津市文化財保存活用地域計画(本文) [PDFファイル/25.14MB]
宮津市文化財保存活用地域計画(参考資料) [PDFファイル/4.15MB]
〇8つの関連文化財群(物語)
(1)和泉式部が和歌に詠んだ丹後国府と天橋立
(2)雪舟や足利義満を魅了した中世の宗教世界
(3)細川親子が基礎を築いた城下町と近代宮津
(4)霊場・名所・観光-天橋立の往来-
(5)日本海交易と北前船
(6)暮らしの中の天橋立―その形成と保全の歩みー
(7)海の京都―日本海を舞台にした生活文化―
(8)棚田と藤織りの里
〇目次・各章の内容