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水道水に関するQ&A
よくある質問と対処法について
〇料理や風呂、掃除など、私たちの日々の生活に欠かすことのできない「水道水」。
〇ここでは、その「水道水」に関して、よくある質問とその対処法を紹介します。
こんなとき・・・水の色が「青い」
<状態1>
浴槽、洗面所や布などが青くなる
<原因1>
水道管から微量の銅が溶け出し、浴槽・洗面所または布類に付着している石鹸やアカに含まれている脂肪酸などと反応して青色に変色します。
<対処法1>
浴槽、洗面所や布などに石鹸や湯アカが残らないように洗浄してください。
青くなった浴槽やタイルの目地は、アンモニア水(10%程度)を少量滴下してからスポンジなどでよくこすり、食酢で中和し水で洗い流してください。
また、タオルや布地は、家庭用食酢(10%溶液)を70~80℃に暖め、その中に布を浸すと脱色できます。
<状態2>
浴槽の水が青く見える
<原因2>
水に入った光のうち、青系色は乱反射しやすいため、水が青く見えます。
これは海が青く見えるのと同じ原理です。
特に、アイボリー系やホワイト系の容器に入っていると目立ちます。
<対処法2>
コップなどの容器に水を入れてみて、明らかな着色がなければ安全です。
こんなとき・・・水が「白く濁っている」
<状態>
蛇口から白く濁ったような水が出てきた
<原因>
この白い水は、水道水の中に溶け込んでいた空気が細かな気泡となって出てきたため、白く濁ったように見える現象です。
<対処法>
しばらく置いておくと、泡は消えてきれいになります。
そのまま使っても差し支えありません。
こんなとき・・・水が「塩素臭い」
<状態>
水道水が塩素(カルキ)臭い
<原因>
水道水を安全な飲料水とするため、塩素による殺菌を行なっているからです。
<対処法>
臭いの気になる方は、水道水を煮沸させて湯冷ましにするなどしていただければ、塩素臭はなくなります。
※給水栓における残留塩素は、水道法で0.1mg/L以上でなければならないと定められており、宮津市でもこの基準に従い給水しています。
こんなとき・・・水の色が「赤い」
<状態>
朝に使い始めなどに蛇口から少し赤い水が出る
<原因>
家の中の給水管が古くなってサビが発生していると思われます。
水を使い始めた時の水圧の変化により剥がれた微細なサビが、水に含まれている可能性があります。
<対処法>
しばらく水を出しておくと、澄んだきれいな水になります。
それでも改善されない場合は、古くなった給水管などを取り替えてください。