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すぐにできる家具転倒防止対策

記事ID:0015236 更新日:2022年8月30日更新 印刷ページ表示
家具転倒防止対策バナー

家具の転倒防止措置が命を守る!

平成7 年に発生した阪神・淡路大震災では、建物の中でけがをした人の約半数( 46%)は家具の転倒、落下が原因だったという調査結果があります。

また、平成 16 年に発生した新潟県中越地震では、被災者の約 70 %の方は家具で死傷したことが明らかになっています。
「自分の命は自分が守る 」ため、また、火災の防止や避難の妨げにならないようにするためにも、地震対策において、家具の転倒防止措置をとることは非常に重要なことです。

家の中の安全対策

大地震が発生したときには「家具は必ず倒れるもの」と考えて、転倒防止対策を講じておく必要があります。

ご家庭での備え【これだけは準備しておこう!】
  • 家具が転倒しないよう、家具は壁に固定しましょう。
  • 寝室や子ども部屋には、できるだけ家具を置かないようにしましょう。置く場合も、なるべく背の低い家具にするとともに、倒れた時に出入り口をふさいだりしないよう、家具の向きや配置を工夫しましょう。
  • 手の届くところに、懐中電灯やスリッパ、ホイッスルを備えておきましょう。

 

家具転倒防止対策イラスト

【タンス】床側をストッパーなどで固定し、天井側はポール式器具で固定。ポール式器具は、タンスの奥の方(壁側)で、天井や家具の硬いところに取り付ける。上下に分かれている家具は連結しておく。

【食器棚】L字型金具やワイヤーなどで壁に固定し、開き戸には開かないように留め金を付ける。ガラスにはガラス飛散防止フィルムを張る。

【本棚】L字型金具やワイヤーなどで壁に固定し、重い本は下の段に。本棚の端の硬い部分にひもやベルトなどを取り付けて、本が飛び出さないようにしておく。

【テレビ】粘着マットを敷いて転倒を防ぐとともに、機器の裏側をワイヤーなどで壁やテレビボードに固定する。

【冷蔵庫】裏側をワイヤーなどで壁に固定する。

【窓ガラス】強化ガラスに替えたり、飛散防止フィルムを張ったりする。カーテンを閉めておくことでも室内への飛散防止に効果があります。また、割れたガラスが飛散した部屋でも安全に歩けるように、スリッパなどを近くに置いておく。

出典: 政府広報オンライン<外部リンク>

その他の家具対策

家具転倒防止器具を使った方法以外にも、ストッパー式の替わりに新聞紙をたたんだもので家具を壁側に傾斜させる方法や、家具と天井の隙間を段ボール箱などでつめることも効果的です。

その他の家具対策イラスト

出典:内閣府防災情報ページ<外部リンク>