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令和3年新年市長あいさつ

記事ID:0007891 更新日:2021年1月29日更新 印刷ページ表示

新年あけましておめでとうございます。

晴れやかに新年をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。

■昨年を振り返り

 新型コロナウイルス感染症により、感染されました皆様にお見舞い申し上げますとともに、1日も早いご回復を心から願うばかりです。

 昨年は、新型コロナウイルス感染症が全世界で猛威を振るい、これまで私たちが当たり前のように享受していた日常が大きく様変わりした一年でした。

緊急事態宣言により、外出自粛やイベント開催の自粛、学校や施設の休業など、市民の皆様には大変なご不便とご労苦をおかけいたしました。

命と健康を守るため、昼夜を分かたずご尽力いただいております医療・福祉関係者の皆様、各事業者の皆様をはじめ、多くの市民の皆様の御理解、御協力に対し、厚く御礼申し上げます。

■地域経済のV字回復と地方創生の深化

 これまでの日常を少しずつ取り戻し始めつつも、新型コロナウイルス感染症の完全な収束はいまだ見通せず、依然としてあらゆる分野で大きな影響が生じています。

こうした中、国・府の制度とあわせて、市民の皆様の生活支援や、事業所支援、経済対策等に全力を尽くしてまいりました。

12月には「フェアフィールド・バイ・マリオット・京都宮津」もオープンし、道の駅を起点に、本市への新しい人の動き、新たなにぎわいが生まれてくるものと期待をしています。当面はインバウンド需要が見通せないものの、新たな観光戦略を策定し、安全で安心な観光地として、本市の魅力をより一層高めてまいりたいと考えています。

ウィズコロナ・ポストコロナ社会を見据え、田井ヨットハーバーを中心とした宮津湾のにぎわいづくりなどを進め、宮津にしかない価値を官民一緒になって創り出すとともに、宮津ならではのライフスタイルを発信し、オンラインでの移住相談、サテライトオフィス等の環境整備を進め、移住・定住者の拡大や、関係人口の創出を目指してまいります。

また、文化や芸術による地方創生の取組が進められる中、2022年度には文化庁が京都市内に移転される予定です。

宮津の貴重な歴史・文化、景観を保存・活用していくことで、地域の活性化につなげていくとともに、市民一丸となって天橋立の世界遺産登録に向けて取り組んでまいります。

■新しいまちづくりの幕開け

これからのまちづくりは、行政と、市民の皆様、事業者の皆様が共に汗をかき、一緒になって創り上げていくことが重要であると考えています。

令和3年度から、本市の新しい総合計画がスタートします。本市が目指す10年後の将来像「共に創る みんなが活躍する豊かなまち“みやづ”」を市民の皆様と共有し、知恵を出し合いながら、一人ひとりが主人公となって活躍できるまちづくりを進めてまいります。

「夢と希望があふれ住み続けられる明るく豊かなみやづ」の実現に向けて、全身全霊で取り組んでまいりますので、ご理解、ご協力を賜りますようお願いいたします。

結びにあたり、皆様のご多幸とご健勝をお祈り申し上げ、新年の御挨拶といたします。