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松籟 第十五巻 ~任期3年目を迎えて~
市長に就任して2 年がたちました。任期4年の前半が終わりましたが、自治体経営の難しさを実感した2年間でした。
就任早々、西日本豪雨災害を経験し、市民の安全・安心を守るという責任の重さを痛感しました。その後、この災害を引き金に5 年間で約41 億円の財源不足が生じるという大変な危機に直面し、不退転の決意で財政健全化の取り組みを断行しました。
そうした中で、令和元年度はほぼ計画通りに行財政運営ができ、観光入込客数も過去最高を記録するなど順調に進んでいくかに見えました。しかし、今回のコロナ禍が市民生活や地域経済を直撃しました。任期後半に向け、まずはこの新型コロナウイルス感染症の危機を乗り越え、今年度策定予定の新総合計画のもと明るく豊かな宮津市の実現に全力で当たっていきたいと思います。