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松籟 第八十四巻

少し前になりますが、3 月15 日に天橋立の世界遺産登録に向けてのシンポジウムが開催されました。シンポジウムの題名は「天橋立世界遺産への道のり」です。その中で、京都府立大学の上杉(うえすぎ)教授から、これまで長年の大きな課題であった天橋立のOUV (顕著な普遍的価値) について次の3 点に整理されました。(1)海岸地形を聖なる土地ととらえる「海の風景観」 (2)芸術と信仰に寄与した景観美「白砂青松」の代表例であること (3)その「白砂青松」が社会の変化のなかでも地域の努力により守られてきたこと。これらを骨子として文化庁に「事前評価申請書」を提出する予定です。
これは、これまでの世界遺産への道のりの中でも大きな前進と言えます。私自身も世界遺産にふさわしい歴史・文化あふれる宮津を築いていかなければならないと改めて強く感じました。天橋立の世界遺産登録の実現に向けて引き続き皆さまのご理解とご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
