本文
松籟 第八十三巻

ドイツ人作家べルンハルト・ケラーマンとスイス人画家カール・ヴァルザーをご存じでしょうか。彼らは明治41 年(1908) に来日し、日本各地を旅する中でここ宮津を最も気に入り長く滞在しました。滞在中、当時の茶屋やお祭りを訪れるなど地元の人々と交流し、宮津の文化を体験しました。その体験をもとに「さっさ よ やっさ(Sassa yo Yassa)」という一冊の本を出版しました。本書の挿絵はカール・ヴァルザーが手がけ、当時の宮津の風景や芸子たちの姿が生き生きと描かれています。この度、日本で初めてとなる「カール・ヴァルザー展」が東京ステーションギャラリー及び大阪中之島美術館で開催されることとなりました。機会があればぜひ足を運んでいただきたいですし、この企画展と連携し宮津でも様々なイベントを行う予定です。この機会に100年以上前の宮津に思いを巡らせていただけましたら幸いです。
