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平成31年4月 市長あいさつ
新元号も発表され、新たな気持ちで市政運営にあたっていきたいと思っています。
本市におきましては、昨年度、今後5年間での収支不足、約41億円の解消策である「財政健全化の取り組み」を、市民の皆さんのご理解、ご協力のもとで策定することができました。
今年度は、この「財政健全化の取り組み」を実行に移す大切な年度になります。また、副市長に今井真二さん、企画財政部長に浅野誠さんに就任していただき新体制となります。
今年度の行財政改革のキーワードとして「生産性の向上」をあげたいと思います。これは、「いかに少ない力(仕事量)で、いかに高付加価値のサービスを提供できるか」ということです。
2つのポイントがあると思います。
1つ目は、「いかに少ない力(仕事量)で」です。仕事の効率化や集約化などによる業務の改善を進めなければなりません。これは時間外勤務手当の削減にも繋がります。
2つ目は、「いかに高付加価値のサービスを提供できるか」です。「高付加価値のサービスの提供」とは、市民の皆さんが本当に求めているもの、また、それ以上の値打ちを提供できるかであると思います。
それを実現するためには、相手を思う想像力が大事であります。
職員の皆さんには、自分の仕事が自己満足に終わっていないか、また、独りよがりの仕事になっていないか、常に考えて業務にあたっていただきたいと思います。
「積小為大」を念頭に置き、生産性の向上につなげ、皆さんと一緒になって財政健全化を成し遂げたいと思います。
平成31年4月 宮津市長 城 﨑 雅 文