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松籟 第七十九巻

先日、第17 回全国水源の里シンポジウムin京丹後が開催され、私も参加をさせていただきました。このシンポジウムの母体となる「全国水源の里連絡協議会」は、過疎・高齢化が著しくこのままでは消滅可能性もある限界集落を、その多くが川の上流に位置することから、将来の希望を込めて「水源の里」と称し、基本理念に「上流は下流を思い、下流は上流に感謝する」を掲げ、過疎の問題を農山村だけの課題と捉えず、都市住民にも理解と負担を求めることを趣旨に全国の水源の里の活性化を図るため設立された団体です。本市を含む全国142 自治体が参画しています。本市としてもこの趣旨のもと移住施策と併せ、国が進める「ふるさと住民登録制度」なども活用し、地域活性化の原動力となる関係人口の創出を推進していきたいと思います。
