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松籟 第七十七巻

記事ID:0027751 更新日:2025年10月20日更新 印刷ページ表示

松籟

 「天橋義塾」は今から150 年前、明治8年(1875 年) に小室信介(こむろしんすけ)(小笠原長道(おがさわらながみち))をはじめとする旧藩士有志が中心となり、宮津で産声をあげました。徳川の世から明治へと時代が激変する中、明治7年には自由民権運動の萌芽となる民撰議院(みんせんぎいん)設立建白書の提出や立志社の設立がされた頃、旧藩士子弟の育成を目指して開校されたそうです。当時としては最新の自由主義的な教育のもと多くの優秀な人材を輩出。やがて、自由民権運動の拠点として全国に注目される存在となったそうです。開校150 周年を記念し11 月9 日まで宮津市歴史資料館(みやづ歴史の館4 階) にて企画展「天橋義塾の教育と近代宮津の歩み」を開催しています。この機会に天橋義塾の活動を振り返りながら激動の時代を生きた人々の想いに心を寄せてみてはいかがでしょうか。