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松籟 第七十六巻
宮津市では本年7月から「医療MaaS(マース)」サービスを本格稼働しました。「医療MaaS(マース)」とは医療サービスが患者宅を訪れるアウトリーチ型の医療サービスで、特徴としては、オンライン診療に必要な通信機器とともに看護師が車に同乗し現地で診察補助を行うとこにより医療の質を確保できることです。与謝医師会、府立医科大学附属北部医療センター、丹後薬剤師会、並びに各関係者の皆さまの大変なご協力のもと、令和4年から実証実験を行い、令和6年度に車両、機材を整備し、今年度から本格実施に至ることができました。現時点で北部医療センターや与謝医師会の計8医療機関でこのサービスを受けることができます。この取り組みにより、医療へのアクセスの選択肢が増えることで、将来にわたり安心して医療がうけられる宮津の実現に少しでもつながればと思っています。