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庁舎のあり方よくあるお問い合わせと回答
●よくあるお問い合わせ●
Q1:そもそもなぜ庁舎整備をしなくてはならないの?
A1:本館・別館等の老朽化、耐震不足などのほか、庁舎分散やエレベータ未設置など市民サービスにも影響があり、先送りできない課題です。
Q2:将来負担は少なくしてほしい。
A2:将来負担を抑制するため、簡素で経済的な改修とします。また、庁舎整備に向けて基金の積立てを行っています。
Q3:ミップルビルは海沿いの建物。津波被害は大丈夫なのか。
A3:ミップルビルの建物位置の想定津波浸水深は、最大で0.3m未満で、1階部分は影響が想定されるが、2階からの庁舎機能には影響はありません。
Q4:ミップルビルは埋立地にある。地震の場合、土地が液状化するのではないか。
A4:液状化の可能性はありますが、ミップルビルの建物は、支持地盤まで杭を打ち込むなど耐震対応が図られています。しかし、液状化や津波の影響を受ける可能性もあり、これらを想定した業務継続計画(BCP)などを逐次見直すなど、今後も予断を持たず対策を図っていきます。
なお、防災拠点機能は、基本的にミップルビルに設置しますが、宮津分署2階の防災拠点施設も、非常対応 時の 重要 拠点とし て、今後も 継続活用することとしています。
Q5:2階に市庁舎が移転すると衣料売り場や100円均一店舗がなくなるので困る。
A5:店舗配置や販売品目のあり方は事業者さんの経営判断となりますが、現在の店舗運営事業者さんからは、「衣料品販売は全国的な衣料需要の減少、専門店大手の独占及び通信販売普及により、弊社店舗 や他社商業施設等の店舗型衣料品販売は厳しい状況にありました。ミップルビルの衣料品や専門店を含めた2階全体においても、 商圏人口減少も加わり、従来から赤字経営で、以前からフロア撤退及び専門店退店の検討を余儀なくされる状況にあった。 」 とのコメントを頂いております。
その上で市民の皆さまからのご意見を踏まえ、市としても可能なかぎり衣料品の販売を残してもらうよう要望しております。
店舗運営事業者さんにおかれましては、本市の要望を重く受け止めていただき、「ミップルビルへの集約移転が実行される場合は、1Fの店舗において、実用衣料品及び生活用品、100円均一店舗を確保していくことを社内的に決定(内定)している。併せて、来店者要望の高い進物商品、お土産品も存続させ、市民の生活のライフラインとしての役割を果たすべく社内で調整を進めている」とのコメントを頂戴しております。
Q6:建物を改修工事する際、店舗は営業するのですか?
A6:店舗の営業は続ける形で、改修工事を進めることとしています。
Q7:市民の利便性が低下するのではないか。
A7:新たな庁舎は浜町で、現在の本庁舎と同じ市街地に立地しており、 商業施設との隣接によるついで利用や、行政機能の集約することから利便性が高まります 。また、広い駐車場も確保し、バス停留場も近いことから、周辺部からの来庁アクセスも 良くなります。
Q8:旧庁舎(本館)は 歴史的価値があると聞く。今後どうするのか。
A8:旧庁舎(本館)については、庁舎移転が確定した以降に、検討を始めていく予定です。
Q9:現在の本庁舎は、今後はどのようにされるのか。
A9:ミップルビルへの庁舎移転集約が確定した以降に、検討を始めていく予定としています
Q10:これまでの間、市民意見などはどの様に聞いてきたのか。
A10: 令和4年度は、具体的検討に入る前に市民アンケートを実施して、市民の皆さまの基本的な意見庁舎の場所、分散・集約、デザイン を調査し、また、若者中心の「未来の庁舎を考える市民会議」から、市庁舎のあり方の検討を重ねた提案をいただきました。
令和5年度は、「宮津市庁舎基本構想等検討委員会」を設置。行政機能のあり方など多角的な検討を進めていただき、また、市民アンケート調査で、庁舎のコンセプトや整備プランに係る市民の皆様のご意見を調査しました 。
令和6年度は、庁舎整備構想の具体化を図る「基本計画」を 策定 していく ため、来庁者や市長懇談会など の出席者、 また 各種団体など様々な方々からご意見を頂戴した ところです。
こうしたご意見も貴重な 検討資料とし たうえで 、 検討委員会 において 庁舎 のあり方などについて、協議・検討が進められたものです。
なお、今後も市民の皆さまに、ご説明していきます。
Q11:基本計画を実行していく上で、賛否を問う市民アンケートの予定はありますか。
A11:上記Q10の「これまでの間、市民意見などはどの様に聞いてきたのか。」 に対するA10でお答えしましたとおり、取り組んできました。
また、これまでから頂いているご意見では、その多くが衣料品売り場と100円均一店舗確保を求めるご意見でした。
これについて、店舗運営事業者さん本市の要望を重く受け止めていただき、「ミップルビルへの集約移転が実行される場合は、1Fの店舗において、実用衣料品及び生活用品、100円均一店舗を確保していくことを社内的に決定(内定)している。併せて、来店者要望の高い進物商品、お土産品も存続させ、市民の生活のライフラインとしての役割を果たすべく社内で調整を進めている」とのコメントを頂戴しております。
以上のことから、市として新たに市民アンケートを実施する予定はございません。
なお、今後も市民の皆さまに、ご説明していきます。
Q12:降雪や雨天時の駐車場対策はどうするのか。
A12:ミップルとパーキング浜町間に、渡り廊下を整備してはとのご意見もありますが、整備費に多額の費用(6億円程度)が見込まれ、実現は困難と考えています。
今後、詳細設計で調整を進めていくこととしていますが、要配慮者(高齢者、障害者、子育て世代など)の皆さんが、来庁時に出来るだけ天候の影響を受けにくい対策などを検討していきます。