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松籟 第七十四巻
令和4年11月号の松籟でご紹介しました「大橋申廣」氏を再び取り上げたいと思います。先般5月23日に在セーシェル日本大使館主催によりセーシェル大学にて「大橋申廣氏 没後 100周年記念シンポジウム」 が行われ、私もオンラインで出席させていただきました。大橋申廣氏は、今から120年ほど前にセーシェルで活躍していた宮津市出身の写真師で、1925年5月23日にセーシェルで74歳の生涯を閉じました。シンポジウムでは、大橋氏がセーシェルの歴史を語るうえで大変重要な人物であることや、日本・セーシェル間の深い友好関係の歴史において重要な人物であることなどの意見が交わされました。大阪関西万博のセーシェルブース(コモンズ A 内)では大橋申廣氏の写真が展示されています。万博に行かれた際にはぜひお立ち寄りください。