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松籟 第七十巻
先日、「山陰縦貫・超高速鉄道整備推進市町村会議」の令和6年度の研修会が京丹後市において開催されました。この会議は2府5 県にわたる52 の市町村で構成され「山陰新幹線」の早期実現に向け様々な活動を行っています。山陰新幹線は昭和48 年に「基本計画」が閣議決定されて以来、半世紀以上計画が進展していません。山陰新幹線の整備は、南海トラフ地震に対するリダンダンシー機能、交流人口の拡大、地域経済の活性化など、日本海側地域の発展に大きな効果をもたらします。そして、現在整備中の北陸新幹線小浜ルートと接続されることでさらにその効果は増すことになります。山陰新幹線の整備計画化に向けてこの数年が大変重要な時期となります。ぜひ皆さんと共にこの取り組みを盛り上げていきたいと思います。