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松籟 第三十三巻 ~金樽いわし~
今年のNHK大河ドラマは「鎌倉殿の13人」です。
平家隆盛の世から鎌倉前期を舞台に権力の座をめぐる駆け引きを描いた作品です。
平家が隆盛を極めた時代、丹後の知行国主は平清盛の嫡男重盛であったと考えられます。
この平重盛は丹後の伝承の世界でも親しまれており、諸説ありますが、天橋立を見物しながら酒盛りをしていた際、酒の入った金の樽を阿蘇海に落とし、「金樽いわし」が現れたという民話にも登場しています。
この度、この民話をもとにしたアニメーション「天のかけ橋と金樽いわし」が完成しました。
2月26日にはふるさとミュージアム丹後(京都府立丹後郷土資料館)で上映会もあります。
今後もたくさんの市民の方にご覧いただきたいと思っています。