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【天橋立#8】ポイントは陸と海から攻めるべし!レンタサイクル&船のススメ

印刷用ページを表示する 記事ID:0012389 更新日:2021年11月5日更新
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日本三景のひとつ「天橋立」。奇跡の絶景として古代より人々の心を魅了し続けてきた“謎多き天橋立”の魅力を連載記事で紐解きます。第8回は天橋立の楽しみ方についてご紹介。全長3月6日キロの松並木が美しい天橋立ですが、「歩くにはちょっと距離があるな…」って思ったことはありませんか? そんな時におすすめしたいのがレンタサイクルと船を使った散策です。距離も時間も“丁度良い”天橋立の楽しみ方をご紹介します。

 

無理なく効率よく巡るなら、自転車と船!

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宮津といえば、真っ先に「天橋立」を思い浮かべる人も多い観光スポット。数千年かけて自然が生み出した神秘の造形美を実際に渡って感じたいと思っても、気になるのが3月6日キロの道のり。そして往復する場合“7月2日キロ”とは、あえて誰も口にしない…。
ちょっとためらう距離と、それに伴う時間……。それでも「天橋立」を楽しみたい!! という方におすすめなのが「レンタサイクル」と「船」の組み合わせ。天橋立を自転車で散策しながら渡って良し! 船に乗って海側から眺めても良し! と、2パターンの視点で楽しみながら、時間も距離も「丁度良い」を求める方にうってつけの組み合わせです。

 

便利でお得な「レンタサイクル&船」の2プランをご紹介

レンタサイクルのメリットは、小回りがきいて効率よく巡れること。天橋立は徒歩で渡ると片道約50分かかるのですが、自転車だとなんと約20分! 片道を船で移動すれば、体力的な心配も少なく、潮風を感じながら松林を爽やかに散策できるという、天橋立を無理なく堪能できる嬉しいプランです。
イチ押しの2プランを紹介しますね。

 

■丹後海陸交通株式会社の「レンタサイクル & 観光船」

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行きはレンタサイクル、帰りは観光船またはモーターボット(2名以上)のセットプラン。
レンタサイクルの貸し出し場所は文珠側の「天橋立桟橋」と府中側の「一の宮桟橋」にあるので、片道利用も可能。どちらの対岸でも返却できるのが嬉しいポイントです。
レンタサイクルは基本2時間で400円。以降1時間ごとに200円の追加料金で延長できます。

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帰りの観光船は両岸の文珠地区と府中地区を片道12分で移動。天橋立の松並木に沿って運航する観光船からのカモメのエサやりも人気です。2人以上いればモーターボートの乗船も可。

丹後海陸交通株式会社<外部リンク>

レンタサイクル&観光船 チケット情報<外部リンク>

 

■傘松観光モーターボートの「ちゃりぼー」

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片道乗り捨て自転車とモーターボートの片道がセットになった人気のコース。
自転車は子ども用や、子ども乗せ自転車もあるので、小さなお子様も一緒に家族でサイクリングが楽しめます。大人用はデザイン・乗りやすさを重視したブリジストンのミニベロ。走りやすいタイヤが使われているので、天橋立の未舗装の松並木でも快適です。​

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傘松観光モーターボート<外部リンク>

ちゃりぼー プラン情報<外部リンク>

さて、ここでちょっと豆知識。モーターボートのクルージングは50年も前からの超定番なのだそうですよ。

 

散策するならココもチェックしてみて!

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では、天橋立をサイクリングする時の見どころをご紹介します♪ 場所によっては過去記事で詳しく取り上げているので、興味がある人はそちらもチェックしてみてください。サイクリングのワクワクに予備知識をプラスしたら、さらに楽しい時間が過ごせるかも!​

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(1)文珠側の乗船場近くにある「智恩寺」は、“三人寄れば文殊の智恵”でおなじみの智恵の神様をお祀りするお寺。入り口にそびえ立つ大きな三門は、丹後地方最大で京都府の指定文化財に登録されています。境内には重要文化財や歴史的な建造物など見応えあり!! そしてよく見ると松の木には鈴なりにぶら下がる扇子が…。

★智恩寺のことはこの記事をチェック

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(2)智恩寺のある文珠エリアと天橋立をつなぐ赤い橋にご注目! この橋は「廻旋橋(かいせんきょう)」と呼ばれ、遊覧船や鉱石運搬船が通過する際に橋の中央が90度旋回します。国内でもこのように自動で動く橋は珍しいので、タイミングが良ければレアな光景が見られるかもしれませんよ。

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(3)松林を散策中、視界に神社が入ってきたらぜひお立ち寄りを! 「天橋立神社(橋立明神)」はひっそりと佇む神社ですが、恋愛成就のパワースポットとして人気の場所です。お参りの際には神社向かって左手にある「磯清水」をお手水としてご利用ください。
ちなみに、「天橋立神社」「元伊勢籠神社」「眞名井神社」の順に参拝することを「天橋立三社参り」といい、ご利益がさらにアップすると伝えられています。

★元伊勢籠神社のことはこの記事をチェック

★眞名井神社のことはこの記事をチェック↓

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(4)天橋立神社の横にある「磯清水」。四方を海に囲まれているにも関わらず、真水が湧き出ることから不思議な名水として知られています。昭和60年(1985)には名水百選にも選ばれています。現在は飲料に適していないので飲むことができません。

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(5)せっかくの天橋立、散策の休憩がてら少し自転車を止めて砂浜へ立ち寄ってみませんか? 天気の良い日は、白と青のコントラストが際立つ美しい風景に出会えます。砂浜に視線を移すと綺麗なシーグラスや貝殻を見つけられるかも!

★シーグラスや貝殻のことはこの記事をチェック

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(6)実は松並木の中には名前がついた「命名松」が点在しています。変わった形やいわれのある松に、その由来と名前が記されたサインが設置されています。例えば枝が広がったこの松は「羽衣の松」。天女の羽衣が風に揺れているような姿から、羽衣天女の伝説を連想されたのが由来です。気になる形の松があればチェックしてみてください。

★命名松のことはこの記事をチェック

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(7)松並木が目立ち気味な天橋立ですが、四季折々の植物もたくさん生息しています。なかでも、ハマナスは全国的に知られる群生地のひとつ。地元住民の手により大切に守り育てられ、花が咲く付近は「はまなすの小径」と呼ばれて親しまれています。

★天橋立を彩る季節の植物のことはこの記事をチェック

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(8)先ほど渡ってきた天橋立を今度は阿蘇海側から船で見た様子です。散策していた道を、船で潮風を感じながら眺めるのは、また新鮮な気持ちで天橋立を楽しめます。 実際、天橋立は道なりにまっすぐ進むと、松並木に囲まれているので海にかかる道を渡っている感じがあまりしないのですが、最後に海側から見ること実感が伴います。天橋立を2つの視点で楽しめて、ちょっとお得です♪

これらは天橋立の楽しみ方の一部ですが、全部チェックしようとなかなか大変ですね。徒歩ではやっぱり大変かも〜と思ったら、ぜひレンタサイクルと船での散策を楽しんでくださいね。

 

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