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<開催結果報告>第24回中学生の主張大会

市内2中学校(宮津中学校、栗田中学校)と橋立中学校の計348人の中から選ばれた9人の生徒が、社会に向けた提言や自己の生き方などについて、感性豊かな発表を行いました。
9名の発表をご紹介します。
市長賞
大切にしたいもの
蘆田 レナ さん (橋立中学校3年)
大切にしたいもの、それは友達。心の近さが大切だ。また、同じ目標に向かって頑張ってきた仲間にも感謝している。その経験から、大切な人とお互いに支え合い、今しかできないことをして、充実した日々を過ごしてほしい。
教育長賞
前向きに生きること
堀 愛未 さん (宮津中学校1年)
日本人の優れている性格のおかげで、安心、安全な生活が送れている。一方で、大事な判断を遅らせることもある。新しい考え方も認めて、日本人の気質の改善点を見つけ、相手を尊重しながらも、意見を堂々と主張できるように前向きに生きたい。
PTA協議会会長賞
かけがえのない存在
谷本 結 さん (宮津中学校2年)
家族に対して、感謝の気持ちを伝えたい理由をわかりやすく共感できる発表をされました。そして、家族の存在が元気の源であると、素直に感謝の気持ちを述べられ、自分の背中を押してくれ、大好きな家族に囲まれて前を向いて進んでいく。
優秀賞
戦争を起こさないために
齊藤 依咲 さん (橋立中学校1年)
「人の命を扱うことは到底許されることではない」という思いから、人間は価値観や思想がそれぞれ違っていて、ぶつかり合うこともあるが、お互いが思いやりの心を持ち、その輪を広げるとともに、たくさん話し合って受け入れるべきだ。
長所の探し方
大垣 灯 さん (栗田中学校1年)
自分の長所を探したところ、「良いところ」、「得意なこと」、「好きなこと」すべてが長所だと気づき、自分が好きになった。自分を客観視することで、長所が分かり、自分を輝かせるよさが必ず存在する。
引揚の歴史
南 天満 さん (橋立中学校2年)
戦争が終わってもまだ多くの苦しみがあったという歴史や捕虜となった人々の悲惨な状況を知り、例えどんな理由があっても暴力ではなく話し合い、お互いに納得できるように解決すべきだ。戦争を知ることが、未来を託された自分たちには必要だ。
便利な世の中だからこそ
高橋 紗依 さん (栗田中学校2年)
情報化社会の中にAIが導入され、将来や現状がしっかり考えられていないのではないかと焦燥感を覚え、情報機器等に頼りすぎず、人とAIが共存し、あくまで人が中心となったあたたかな世界で、自分の考えを確かに持って生活したい。
広げよう「もったいない」
森上 健朗 さん (栗田中学校3年)
野菜類の収穫量の他、魚介類の漁獲量が減少している食糧危機のことを調べた。また、食品ロスの量に対して飢餓に苦しむ人たちへの食糧支援量の少なさを憂い、「もったいない」を合言葉に、毎日の食にかかわる意識を見直し食糧危機をみんなで防ごう。
手書きの魅力
田中 心遥 さん (宮津中学校3年)
文字を手書きすることによって、「道具への礼儀」、「心を込めて丁寧に書という礼儀」、「人の心を掴む」など手書きの魅力を十二分に伝え、手書きの文化をなくさないよう丁寧に気持ちを込めて文字を書こうと思う。