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魅力的な滞在コンテンツの造成を目指して フォーラム開催

印刷用ページを表示する 記事ID:0006456 更新日:2021年2月13日更新
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フォーラムの様子

 2月14日、15日、誘客多角化を目指した滞在コンテンツを考える「新しい旅のスタイル Trip Base Hidden Kyoto 和の源流に触れる旅」が開催されました。

 1日目は、ノンフィクション作家の石川好氏から「新しい旅の目的」と題した基調講演があり「旅とは、歴史を発見するもの。あるいは歴史から発見されるもの。宮津、丹後はなぜあるのか、それを感じるものが本当の旅であり、そういった視点から取り組んでもらいたい」とお話がありました。

 講演の次は「海の京都 天橋立の魅力をほじくり返そう」と題し、福知山公立大学准教授である杉岡秀紀氏がコーディネーターを勤め、JTBパブリッシング出版池永操氏、京都府観光連盟釼菱英明氏、WILLER TRAINS代表取締役寒竹聖一氏、フェアフィールド・バイ・マリオット・京都宮津支配人藤谷昭彦氏がパネリストを務めるパネルディスカッションがありました。

 

パネルディスカッション

 

 寒竹氏から「天橋立は城崎温泉より観光客が多いのに歩いている人が少ない。天橋立は強すぎて大きな点となっていて天橋立を見て満足してしまう」と意見があり、池永氏からは「天橋立や伊根の舟屋、竹田城と大きな点がスポットで点在するため、全て通過点となってしまう」とお話がありました。また、そのような状況から滞在型観光を進めるため、寒竹氏はe-Bikeを例に出し「滞在型は歩くのが基本であるが、天橋立と宮津市街地は少し距離があり、また市街地内に点在するコンテンツもそれぞれに距離がある。移動手段にe-Bikeを活用し、移動の間も道中を楽しんでもらいたい」と話をされました。

 パネルディスカッションが終了してからと2日目は、福知山公立大生18人により「和の源流に触れる自転車旅」ファムツアーが行われました。2日目の午前はあいにくの天気となりましたが、丹鉄を利用して由良のスポットを回ったり、市街地ではe-Bikeを利用して街並みを楽しみながら散策しました。

 

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