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第36回 名所・天橋立

印刷用ページを表示する 記事ID:0005054 更新日:2021年1月29日更新
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名所・天橋立

 日本の観光地を表す言葉に、「名所」というものがあります。

 『太辞林』という辞典によると、「名所」は「景色ナドニ格段ニ名立タル地、多クハ古代人ノ歌ニヨメル地ヲ云ウガ如シ、歌ナキハ旧跡ナリ。」とあり、景色などが優れ、古くから和歌に詠まれた場所とされています。

 

 天橋立にある磯清水は、早くも平安時代には和泉式部によって和歌に詠まれ、その後も天橋立には多くの文人・歌人が訪れています。江戸時代に作られた「与謝之大絵図」を見ると、天橋立周辺の名所には、柿本人麻呂や西行、鴨長明らの和歌が書き込まれ、『大辞林』の説明を裏付けています。

 

 また、江戸時代まで日本人の旅は、和歌の舞台となった名所を訪問するほか、熊野詣や伊勢参りなど社寺への参詣が主流でした。

 

 天橋立周辺には、西国三十三所霊場の成相寺や、日本三文殊の一つ智恩寺、元伊勢信仰をもつ籠神社が点在し、絶好の参詣場所だったと考えられます。特に、江戸時代の日記によると、成相寺から天橋立を眺めたという記述が多く、天橋立の旅は、こうした社寺への参詣と一体のものでした。

 

 まさに天橋立は、江戸時代の旅の需要に合致する条件を満たしており、こうした点が日本三景として評価される背景になったと考えられます。

 

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