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第10回 籠神社と海部氏

印刷用ページを表示する 記事ID:0004991 更新日:2021年1月29日更新
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籠神社と海部氏

 府中東部、天橋立の根元付近に所在する籠神社は、丹後国の一宮で、古代以来、丹後で最も格式の高い神社と位置付けられています。

 

 神宝である二面の銅鏡や、文治四年(1188)銘をもつ銅製の経筒(重要文化財)、鎌倉時代の狛犬(重要文化財)、藤原佐理の筆とされる扁額(重要文化財)など貴重な文化財が数多く伝えられ、中でも『海部氏系図』(国宝)は全国的に有名です。

 

 この系図は、5枚の紙を縦につなぎ、一列の縦線に沿って人名を記載したもので、日本最古級の「竪系図」と評価されています。平安時代前期の貞観年間(859‐877)に書写されたと推定され、文字の背景には「丹後国印」が押されています。彦火明命を始祖として歴代の祝部(神主)が記され、現在も宮司を務める海部氏の系譜を物語っています。

 

 古代の海部は、海産物の貢納や航海技術によって朝廷に仕えた集団とされ、大分、和歌山、愛知県などの各地には「海部郡」や「海部郷」という地名が残ります。

 

 近年、海を舞台とした交流が注目を集める中、古代に海部が果たした役割も大きかったと考えられます。特に、日本海に面し、海を介した交流が盛んであった丹後では、海部氏が重要な位置を占めたと考えられ、その歴史的な再評価が待たれます。

 

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