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上世屋の棚田 この景観を守るため

印刷用ページを表示する 記事ID:0004366 更新日:2020年9月20日更新
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稲木に干す様子

​ 9月20日、上世屋で棚田の稲刈りを取材しました。

 棚田一枚の圃場面積は小さく、手押しバインダーで刈り取りを行うところも多く、集落の道路沿いには9段掛けの稲木が見られます。

 代々上世屋で農業をされている小川幸一さんから「稲木干しは稲と稲の間を詰めることが大切。隙間がなくなれば、茅葺屋根のように雨が降っても表面を流れ落ちる」と稲木干しの極意を教わりました。

 この地でお酢の原料となる無農薬米を栽培して17年目を迎える飯尾醸造の飯いいおあきひろ尾彰浩さんは「この地のお米はお酢づくりに欠かせない。この景観を作ることで守りたい」と話されました。今年は新型コロナウイルスの影響で丹後からのみの参加となりましたが、例年全国からこの地を訪れ田植えや稲刈り体験会が行われるそうです。

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