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日本最小のトンボ「ハッチョウトンボ」個体数調査を実施
6月30日、7月7日の二日間、丹後海と星の見える丘公園で、府レッドデータブックで準絶滅心配種に指定されているハッチョウトンボの個体数調査が行われ、176匹の生息が推定されました。
幼虫が成長するには草丈20cm以下で水面が見える水深3cm程度の湿地という条件が必要であり、府内では本市の他に亀岡市等で生息が確認されています。
調査をされた日本トンボ学会員の嶋しまだいさむ田勇さんは「この湿地で初めて確認されてから8年目になり、珍しいこと。生息環境が人の手により整っている」と話されました。現在湿地付近は、工事のため一般の立ち入りは禁止ですが、8月末までハッチョウトンボのガイドウォークツアーが実施されています。
問い合わせ先:丹後海と星の見える丘公園(0772-28-9111)