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日置・禅海寺に伝わる国指定重要文化財の仏像修理へ︕

印刷用ページを表示する 記事ID:0022584 更新日:2024年6月20日更新
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日置禅海寺 
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​ 5月13 日、日置の禅海寺で千手観音立像の修理のための閉眼供養が営まれました。禅海寺には、千手観音立像のほか、本尊の阿弥陀如来坐像、両脇侍像(勢至菩薩立像、観音菩薩立像)と平安時代の仏像が4体伝わっており、いずれも国の重要文化財に指定されています。4体とも経年劣化がみられることから、今年から3年計画で文化庁と公益財団法人朝日新聞文化財団の補助を受けて修理が行われます。今年は千手観音立像が、来年から2 年間かけて、阿弥陀如来坐像と両脇侍像の修理が行われます。
 当日は、閉眼供養に先駆け、京都府文化財保護課の職員により仏像の特徴や修理の概要についての講演が行われ、地元の方を中心に約20 人が参加しました。千手観音立像の閉眼供養が行われた後、国宝や重要文化財の修理を手掛ける公益財団法人美術院の職員により厳重に梱包され、地元の人々に見送られる中、京都国立博物館に隣接する修理工房へと旅立っていきました。
日置禅海寺2

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