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元伊勢籠神社 葵祭
未来につなぐ神事奉納
4月24日、元伊勢籠神社の例祭「葵祭」が行われました。その起源は2500年余遡るとされ、丹後地域で最も古い祭りといわれています。
国分地区が神輿神幸を行い、他の5つの地区がそれぞれ神楽や太刀振り、 笹囃子(ささばやし)などを奉納します。
小学校1年生の次男と共に太刀振りを奉納した、中野地区の前田純(まえだじゅん)さんは「1ヶ月間、息子達と練習に参加してきた。ゆくゆくは長男と次男が太刀振りをし、自分が太鼓を叩いて、親子3人で奉納をするのが夢」とこれからに向けた想いを嬉しそうに述べられました。普段は市外在住でも、葵祭に参加するために子どもを連れて帰省する方もいるそうです。これまで脈々と紡がれてきた伝統を、未来につなげようとする姿が見られました。