せんごく営農組合で農業体験︕

「宮津農旅インターンシップ」を実施

​　 平成23 年に設立したせんごく営農組合は、養老中部で水稲やストック、蔬菜（そさい）採種等を中心に集落営農に取り組む農事組合法人です。地域の水田の9 割以上を担う一方、主力メンバーの高齢化が進んでおり、組織の後継者の確保・育成が大きな課題となっています。
　今回、地域外から農業に関心を持つ人を呼び込み、交流人口を創出し、農村の活性化と後継者の確保につなげようと、11 月2 日から5 日間、「宮津農旅インターンシップ」を実施し、兵庫県等から２人が参加しました。
　甘藍（キャベツ）の植え替えやそばの刈り取り、小豆の収穫等の農業体験や、大島さざ波の会と一緒にそば打ち体験をしたほか、農事組合法人の経営についても学んでいただきました。
　報告会では、参加者が「地域の景観を守るために頑張っている姿がかっこよかった」「一緒に作業されている皆さんが笑顔で楽しく作業されていて魅力的だった」「売られている野菜は、種ができるところから長い道のりをたどって販売されていると分かった」「とても楽しかったので、また手伝いに来たい」と話されていました。
※ 本事業は、宮津市観光戦略推進チームが「半農半Ｘインターンシップ実施業務」として株式会社百章への委託によ​り実施しています。