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ものづくりで居場所づくり~八田健さん~

印刷用ページを表示する 記事ID:0020577 更新日:2023年12月20日更新
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 ものづくりで居場所づくり 八田健

 宮津で「輝く人」を紹介する「My-Place」。

  「今携わっている子どもたちと将来も繋がっていけたらいいな」。今回は、上宮津地区に赴任されている、地域おこし協力隊、八田 健(はったけん)さんをご紹介します。
 八田さんが地域おこし協力隊になって、9月で2年。地元、徳島県から飛び出し、大阪の企業に就職。コロナ禍には「自分にとって仕事とは何か」を考えるようになったそうです。「徳島は藍染が有名。地域産業には小さい頃から触れていたこともあり、地域のものづくりに興味がありました」。宮津の地域産業の事例を紹介するサイトを見つけ、また、趣味である自転車で、この地域を回るのも楽しそう、と私生活もイメージできたことから、ここ宮津を選ばれました。
 現在、上宮津でホンモロコの養殖に携わるほか、今の時期には桟俵作りにも従事。「移住者が伝統行事に作るところから参加できるなんて︕」と歴史あるものづくりへの感動と、最近は若い人も入ってきて活気がある、と教えてくださいました。また、「赴任前、仕事で関係のあった方々からは定年後65歳を過ぎたらやりたいことがなくなってしまうと聞いていました。でも上宮津はこんな活気があって、皆さん動けるんだ︕」と、このまちに来て年配の方へのイメージが一番変わったそうです。「組合や自治会など地域に活気があるのが、宮津の魅力ですね」。また、「上宮津は‷よそ者”に対して懐が大きいなというのも感じています」。
 そうして地域と繋がるなかで「宮津にはない学びの場を提供したい」とものづくりスクールも始動。自身のプログラミングスキルを活かして、3Dプリンターで制作する教室を行っています。今後はものづくりに興味のある子どもたちが地域を越えて繋がり、切磋琢磨して成長し合えるような居場所づくりを目指したいとのこと。ものづくりが架け橋となって今後の展望が楽しみです。

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