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店に集う、仲間と共に ~河邉 知広 さん~

印刷用ページを表示する 記事ID:0019445 更新日:2023年9月20日更新
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 河邊知広さん

 宮津で「輝く人」を紹介する「My-Place」。

 楽しそうな人々が描かれた絵と、『名言札』に囲まれた、懐かしさと親しみやすさが共存する空間『和~なごみ~』。「うちは地域密着型。料理を通して喜んでもらえる空間を作りたかった」と語る、店主 河邉知広(かわべ ともひろ)さんをご紹介します。
 天橋立駅前の小さな店舗で営業を始めたのが10 年前。外国人観光客も多く、 唐揚げが大当たりしたそう。「でも、観光客がターゲットではなくて、そこで働く人たちを応援したいというのが本音でした」。一旦、店を閉じた後は、店舗探しをしながら道の駅周辺で露店を継続。名前を覚えてもらうため、ずっと唐揚げを揚げ続けたそう。その後、空いていたレンタルスペースで営業後、現在のお店のある場所に移転しました。『和』という名前は最初に開いたお店のときから使っていた名前。みんなに和んでほしいと、笑顔のマークが付いています。コロナも落ち着き、10年という節目で、毎週水曜日にランチを開始。「忙しい毎日で『家庭料理』に飢えていて、周りにもそういう人が多くて、疲れた顔をしている人に『これ食べて』と気遣いのできる料理を出したいというのが昼のコンセプトです」。
 そんな河邊さんの目標は、店舗を開く夢を持つ若い世代を応援すること。「露店やイベントに出ることで名前を覚えてもらったので、表舞台は若い世代に譲って、裏方にまわって手伝えることを手伝っていきたいね」。昔のように新浜一帯にたくさんのお店があって、賑やかだった頃によみがえらせること。「飲食業を盛り上げることで宮津が盛り上がることにも繋がるんちゃうかな」。
 そんな河邊さんにとって『和』は「人と人が繋がれる、みんなの場所。2人ではできなくて、来てくれる『仲間』 がいるから盛り上がるんです。だから壁には宮津の人が一緒に盛り立ててくれるイメージで描いてるんですよ」。応援し、応援される空間。人が集う場所で繋がりがまた、生まれていきます。

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