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チャレンジのシャワー ~多賀 美紀さん~

印刷用ページを表示する 記事ID:0018711 更新日:2023年7月20日更新
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         チャレンジのシャワー
                  

 宮津で「輝く人」を紹介する「My-Place」。

 天橋立を囲む海が空にかざすと透ける仕掛けに、思わず手に取って眺めてしまう、『天橋立キャンディ』。「丹後で生まれ生きている意味、日本三景天橋立の魅力を伝えたい」。そうアメ誕生のきっかけを話すのは多賀美紀さん。
 3人目の出産を控え、勤めていた仕事が一区切りとなり、以前より憧れのあった起業を考えました。起業というチャレンジにあたり、当時は不安が大きかったそう。ただ、出産後1年間を子どもと家で過ごし、テレビや音楽、いろいろな媒体から「チャレンジのシャワーをたくさん浴びた」こと、ご主人から「女性や子どもさんに喜んでもらえるお土産を考えてみるのはどう?」というアドバイスや、家族や友人の後押しもあって、起業を決意。自分が企画した商品を形にしてもらうOEMなら、自宅ででき、経験や技術のない自分でもチャレンジができるのでは、と「絶景を食べよう」をコンセプトに商品開発。丹後ちりめんをパッケージに付けるリボンとして活用し、地域の魅力を感じてもらえる商品をお届けしたいという思いで企画販売を始めました。
 起業から約1年、新型コロナウイルス感染症が拡大し、打撃を受けました。そんななか「ちょっとずつでごめんなあ」と注文してくださる方、「新しい商品を作って、地域を盛り上げてくれてありがとう!」と、多くの方から応援をいただき感謝の気持ちでいっぱいになったそう。皆さんへ恩返しできるよう、地域の魅力を発信していくとともに、お客さんに喜んでもらえる商品を生み出していくのが今後の目標だそうです。また、ターゲットは観光客でしたが、地元の方の手土産としても需要があり、地元の方に喜んでもらえる商品となったことも喜びのひとつです。
 チャレンジから生まれたアメ。支えてくださった方への感謝と共に、一歩踏み出す勇気も、皆さんのもとに降り注ぎます。

 

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