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京都府海洋調査船「平安丸」

印刷用ページを表示する 記事ID:0017784 更新日:2023年4月20日更新
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豊かな海を守る要として誕生

 平安丸

  3月18日、京都府農林水産技術センター海洋センター(小田宿野)において、京都府海洋調査船「平安丸」の竣工式が行われました。
 「平安丸」は、水産資源や海洋環境などを迅速、効率的に調査し、漁業の発展、豊かな海の資源を活かし、守ることを目的に建造されました。 先代「平安丸」が25年にわたる調査によって老朽化が進んだこと、2020年に70年ぶりとなる漁業管理システムの法改正へ対応するため、 4代目「平安丸」が誕生しました。最新の海底地形探査装置や、深海対応の水中ドローンなどの最新鋭機器を搭載し、調査・研究を一段階高いレベルで進められるようになりました。
 船にかかれた「平安丸」の文字は、京都府 西脇 隆俊知事が揮毫(毛筆で文字や絵をかくこと)し、「京都府漁業が無事で穏やかである」という願いを込めたものです。式典の祝辞の際には、「最新鋭の設備を活用し、持続可能な水産業の実現に期待する」と述べました。
 式典後にはテープカットの後、船内見学が実施され、 設備紹介や、最新鋭の機能説明に一同は感嘆。また、作業区画が集約されたことで調査の効率化や、安全性を高めたこと、船員居室の個室化による業務環境の改善の説明を受けました。
 京都府海洋調査船「平安丸」。京都の豊かな海を守る要として期待が高まります。

平安丸2

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