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⼤神輿御渡がもたらした輪  〜冨⽥ 悟さん 吉⽥ 雅典さん〜

印刷用ページを表示する 記事ID:0017154 更新日:2023年2月20日更新
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大神輿
     ​▲吉⽥ 雅典さん(左)、冨⽥ 悟さん(右)


 宮津で「輝く人」を紹介する「MY-PLACE」。

 4⽉24⽇。北近畿、丹後地⽅で最も古い祭礼と⾔われる、元伊勢籠神社の葵祭。平成31年、60年ぶりに⼤神輿を復活させた國分神輿会、冨⽥悟さんと吉⽥雅典さんをご紹介します。
「それはもうゼロからのスタートでした」。神輿復活までに集会を重ねること60回以上。神輿神幸と国分の役割を紐解いたり、当時を知る⽅から掛け声や担ぎ⽅などを教えてもらいながら形を作っていきました。各地の祭に参加して、神輿にまつわることや安全対策などを勉強されました。なかでも京都の祭では練習にも快く受け⼊れてもらえ、互いの祭りに参加しあう関係が築けたそうです。そして、それらが実を結んだ神輿神幸当⽇。60年前を知る⽅は「また⾒られるとは思ってもみなかった」と感動してくれ、地区内からは「やっと府中祭に参加できた」と喜んでもらえたそうです。そんなみんなの笑顔を⾒られ、本当にやってよかった、と話されました。
 復活を遂げた翌年からの3年間は、コロナの影響で神事のみが⾏われていました。来年はやるど、と声をかけあって3年。「不安半分、楽しみ半分です」。⼦どもたちの⼼の中に、うちの地区にはこんな伝統があるという誇りとして、未来に継承していく体制づくりが今後の課題です。「国分のみんなをはじめ、協⼒してくれた各地の⽅々、祭に関わる府中の皆さんのおかげでここまで来ることができました。なので『神輿をあげたい』という同じ気持ちを持つ⽅々と、住む地域に関わらず助け合い、伝統を継承していきたいですね」。
 3年前の復活は地区のみんながひとつになったから成し得たこと。神輿があがったことによって、物凄く⼤きな輪ができました。⼦どもからお年寄りまで、みんなが繋がれる、それも祭のいいところです。

 

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