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歴史に親しみ、癒やされて  〜⽮野 友美さん 井上 美津江さん〜

印刷用ページを表示する 記事ID:0016940 更新日:2023年1月20日更新
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MY-PLACE
     ​▲井上 美津江さん(左)、⽮野 友美さん(右)


 宮津で「輝く人」を紹介する「MY-PLACE」。

 元々は歴史や⽂化財には全くご興味はなかった、というおふたり。しかし、今では「旧三上家住宅は居⼼地のいい、癒やされる空間」になったそうです。今回は指定管理者のNPO法⼈天橋作事組(てんきょうさくじぐみ)旧三上家住宅スタッフ井上美津江さんと⽮野友美さんをご紹介します。
 栗⽥から3年前この近所に引っ越した⽮野さんは、コロナの影響により、全くご近所付き合いができなかったそうです。「悩んでいたとき、たまたまスタッフ求⼈の話を聞き、元結屋さん(元旧三上家住宅指定管理者)から旧三上家住宅のこと、宮津の魅⼒を聞いて⾯⽩そう︕」と⾶び込みました。
 井上さんは、宮津には20年近く在住。近くにいながら旧三上家住宅に訪れたのはイベントのときに⼀度のみ。歴史と魅⼒が詰まった場所であり、国内外からの多くのお客様が来ることも関わるようになって初めて認識されたそう。
 こんなに素敵な場所があるのに、きっかけがなかったら⼊れないのでは︖ もっと地元の⼈々に訪れてほしい、⼤切な歴史や魅⼒を伝えていきたい--。そういった考えから、施設の案内ガイドに加えて、観光客や地元の⽅が気軽に交流出来る場も提供したいと令和4年8⽉からはカフェを営業開始。また、⽉に1回のペースで夜間ライブやお庭のライトアップイベントも実施。重要⽂化財の保全と合わせて「楽しめる・使える⽂化財」をコンセプトに気軽に訪れられる交流拠点として活動されています。
 今後は、季節に合わせたイベントの開催や、⼦どもからお年寄りまで楽しめるような企画も検討中だそう。イベントもあり、⾒どころの多い旧三上家住宅ですが、⽂化財としての希少価値はもちろん、季節や時間帯によって多様な顔を⾒せてくれるところも魅⼒的。特に庭座敷の景観は⼼が静まり、240年ある歴史に想いを馳せると、穏やかな気持ちになるそうです。
 定休⽇は⽔曜⽇。悠久の歴史に思いを馳せ、のんびり過ごしてみませんか︖

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