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カウンター越しに感謝とエールを  〜岡⽥ 伸⼆さん〜

印刷用ページを表示する 記事ID:0016888 更新日:2022年12月20日更新
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MY-PLACE


 宮津で「輝く人」を紹介する「MY-PLACE」。

 「いらっしゃい︕」ドアを開けると、ご夫婦の元気な声が出迎えてくれる『Azito』。カウンター越しの笑顔が爽やかな店主、岡⽥伸⼆さんをご紹介します。
『Azito』を開業されたのは21年前のこと。がむしゃらに働いて、20周年が⽬前というときに、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣⾔、夜間の営業の停⽌を余儀なくされました。そんな逆⾵を追い⾵に変えたのが、お昼のお弁当。とても⼈気で、まさに⾶ぶように売れたとのこと。「それが嬉しくなって、昼も夜も働いていたのもあかんかったんかなぁ」。5⽉に脳出⾎を発症。「おかしいな︖と思って⾃分で救急⾞を呼び、早期発⾒だったことが幸いでした」。約2か⽉の⼊院期間、毎⽇のリハビリを経て無事に退院。⼊院中は友⼈から毎⽇送られてくる『今⽇の⾳楽』をテーマソングに、頑張ることができました。そして毎⽇が不安で憂鬱な⼊院⽣活で、⼀番の⽀えとなったのは妻の律⼦さん。伸⼆さんが倒れた翌⽇からお店を再開し、復帰するその⽇までお店を繋いでこられました。いつもそばで共に頑張ってくれた、律⼦さんの存在が⼤きいことは⾔うまでもありません。
 現在も多少の⿇痺は残るものの、お店に復帰して2年が経ちました。最近は、コロナなどで⾜が遠のいていたお客さんも「もう⼤丈夫なんか︖」と⼼配して来店されることが増えたそう。病気をして、そういった⼈の温かさを感じることが多くなり、改めて⽀えとなる⼈々へ感謝の気持ちが募ります。
 岡⽥さんにとって『Azito』は飲⾷店でもあり、社交の場であり、みんなで語らう場。世代に関わらず、⼈と料理や情報を共有し、交換することが楽しいひと時なのだそうです。よく話すテーマは宮津を盛りあげるには、宮津での楽しい⽣活、そして病気を経て、健康寿命について話す機会も増えました。
 「⾟いことも⾃分の頑張り次第で乗り越えられる、そしてそれは⽀えてくれる⼈たちがいるから」という⾔葉は、⽀えとなった⼤切な⼈々への感謝と、頑張る⼈々へのエールに聞こえます。

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