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海ゴミアート体験
6月18日~19日、前尾記念クロスワークセンターMIYAZU主催の海ごみアート体験イベントが実施されました。
近年国際的な課題となっている海洋ごみ問題。そんな「海洋ごみ」を材料として、みんなで海の生き物などのアート制作にチャレンジする今回のイベント。講師を務めたのは現役大学生で海ごみアート団体の代表でもある宮本佳奈(みやもとかな)先生です。
1日目は、丹後由良海岸でゴミ拾いを行いました。見慣れた丹後の海ですが足元に目を向けるとたくさんのごみが落ちていることに気づきました。中にはロシアや韓国からの漂着物もあり、1時間ほどでどっさりとごみの山が出来上がったのは衝撃的な光景でした。しかし、ごみをアートにするという視点を持つことで、目の前に落ちているごみがキラキラとした宝物に見えてくるのも海ごみアートの面白いポイントです。
2日目は、クロスワークセンターで前日に拾ったごみを色別に分けるところからスタート。色別に分けるだけで目の前のごみが宝箱のおもちゃのように生まれ変わり、子どもたちはみんな大はしゃぎでした。その後、環境問題についてのワークを行ってからいよいよアート制作にチャレンジ。それぞれ思い思いの作品を完成させ、完成後の発表会では、ごみ問題や地元の海についてもっと知りたいという感想が飛び交いました。
2日間を通して地元の小学生や高校生を含む延べ30名を超える参加があり、普段はなかなか交わる機会のない人達が交流するなど、たくさんのクロスが生まれたイベントとなりました。