ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

須津祭の太刀振り披露

印刷用ページを表示する 記事ID:0015312 更新日:2022年5月23日更新
<外部リンク>

吉津小運動会で繋いだ勇姿

須津祭1

 5月21日、吉津小学校グラウンドに笛や太鼓が響くなか、児童25人が郷土芸能の太刀振りを披露しました。
 披露したのは、毎年4月に営まれる須津祭で地区の男性が奉納する太刀振りです。
 新型コロナウイルス感染防止のため、地域の祭りが3年連続神事のみとなり、子ども達は太刀振りからは遠ざかっていました。文化の継承を心配された自治会が小学校に相談し、学校では地域学習の一環として、地域を問わず2~6年生の希望者が取り組むこととなり、5月9日から小学校体育館で夜間の練習が始まりました。太刀振り指導や、笛、太鼓の囃子方(はやしかた)も参加し、7回の練習会が行われ、3年ぶりとなる小学生や初めて挑戦する子ども達が、熱心に太刀振りの練習に励みました。
 当日は、祭さながらに飾りつけされた屋台も出され、衣装を身にまとった青年会のメンバーに見守られながら、黄色のたすき掛けした子ども達はきりりとした表情で見事な太刀振りを披露しました。
 参加した6年生の児童は「久しぶりの太刀振り、大勢でできたし、たくさんの人が「よかった」と言ってくれた。練習から楽しかった。うれしかった。毎年、太刀振りをしたい」と笑顔で話してくれました。
 指導された青年会の会長 河嶋堅志(かわしまけんじ)さんは「振りを指導するのは、通常5、6人。今回大勢の人数に伝える大変さはあったが、みんなのやりたいという気持ちで、早くに振りを覚え、完成できました。7回の夜間練習は、日に日に上達し、やりがいを感じました」と話されました。

須津祭2

公式Facebookへのリンク<外部リンク>公式Twitterへのリンク<外部リンク>公式Instagramへのリンク<外部リンク>