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おかえり、いらっしゃいませ 〜伊田 賢悟さん〜

印刷用ページを表示する 記事ID:0013978 更新日:2022年4月20日更新
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伊田

 

宮津で「輝く人」を紹介する「MY-PLACE」。

「潮の香りがすると帰ってきたんだなという気持ちになる」そう語るのは、料亭ふみやの新料理長・伊田賢悟さん。京都市内の料亭で板前として活躍する中、故郷に帰ってくることになったきっかけは、幼い頃からの人との繋がりにありました。

10代の頃、料亭ふみやでアルバイトとして働いていたのがきっかけで料理人の世界に興味を持ったという伊田さん。同店オーナーの稲葉さんから紹介された京都市内の料亭で修行を積み、今年で料理人生活は23年に。その間数店舗で修行されました。
料理人の生活は忙しく、寝て働いて寝るの繰り返し。20年が経つのはアッという間だったそうです。「好きかどうかはわからないけど、料理人は楽しいですよ」と笑いながら振り返ります。

しかし、板前としてキャリアを築いている最中に届いたのが、稲葉さんが体調を崩したという報せ。帰ってきてお店を手伝ってもらえないか、という相談を受けました。
過去にも一度はお誘いはありましたが、その時はタイミングが合わずお断りをしています。今回改めてお誘いを受け「小さい頃からお世話になったしな」と宮津に帰ることを決意。今年の3月から料理長として働きはじめました。仕入れの際には、魚の新鮮さに驚きつつ、地元食材にこだわり、今は地元農家さんとのつながりを探していらっしゃるのだとか。

そして、この4月から昼食に手打ち蕎麦の提供が始まりました。今まで昼食は、懐石料理ゆえに予約制。しかし今回の試みにより20食限定ではありますが、飛び込みのお客さんにも対応できるようになりました。もちろん、伊田さんが過去に携わった蕎麦の懐石料理の経験が活かされています。
こうしていつの時代も人との縁で思いが繋がれていくのかもしれませんね。

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