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大切な人を守るために 〜中村 佐知子さん〜

印刷用ページを表示する 記事ID:0013977 更新日:2022年3月18日更新
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中村佐知子

 

宮津で「輝く人」を紹介する「MY-PLACE」。

「身近な人を守れる自分でありたい」そう語るのは、天橋立ライフセービングクラブ副代表の中村佐知子さん。赤と黄色のユニフォームに身を包み、水辺の安全を守る活動をする。知っているようで知らないライフセーバーのお仕事についてお話を伺いました。

岡山出身の中村さん。小学校から水泳を続け、海洋学部のある大学へ進学。海が大好きな中村さんは迷わずライフセービングクラブへの入部されました。同じビーチで活動した夫・智幸さんと結婚され、3年前に夫の実家である宮津市へ。現在は、宮村でゲストハウス『いなかよし』を営む傍ら、ライフセーバーとして活躍されています。

ライフセービングとは、文字通り生命を守ること。中でも特に大切なのが、事故を未然に防ぐことだそう。そのため、海水浴客が足など怪我をしないように朝と夕方にビーチクリーンをしたり、監視活動をしながら事故防止の声かけをしたりしています。メインの活動時期である夏以外にも、臨海学校やトライアスロンの大会など水辺の安全が必要な場で活躍しています。教育活動も使命のひとつで、昨年は宮津小学校で児童への出張授業も行いました。
今の子ども達を見ていると、海と触れ合う機会も少なくなってきているのでは?と感じているという中村さん。“家族でできる“ライフセービングクラブを作るのが直近の目標です。「危険なポイントを知り、自分の生命を守る術を知ることで海での楽しみ方や魅力を再発見できる機会になると思います」

実は京都府でライフセーバーが活動しているのは宮津の3つのビーチだけで、監視期間中は京都南部や大阪からクラブメンバーが来てくれています。宮津在住のメンバーは中村さん夫婦しかいません。お近くにお住まいで我こそはという方、メンバーを大募集中だそうですよ。
「いつでも誰でもはじめられます。体験ライフセーバーもできますよ!」少しでも気になった方は、SNSをチェックして気軽にメッセージを送ってみましょう!

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