本文
伝統を繋ぐ喜多太刀組
太刀振りを披露
4月17日、喜多下公民館で、上宮津祭りの太刀振りの成果発表会がありました。
祭りは新型コロナウイルスの影響で3年連続中止、今年は神事のみの実施となりました。芸能の担い手は小学生。担い手の3人のうち2人が小学6年生で最後の年であることを受け、村の伝承を途絶えさせないように、小松孝之(こまつたかゆき)さんを中心に、若い衆が立ち上がりました。4月には村の人々の了承を受け、練習を始められました。
子どもたちの頑張りを見てもらおうと、衣装を身にまとって成果を発表する場も設けられました。村の大人から子どもが集まり、立派にやり切った担い手、取り仕切った小松さんたちへ温かい拍手がおくられました。困難な状況下でも、できることからやっていこう、この熱い想いが、伝統の礎なのだと感じました。